春の息吹 英国桂冠詩人 “ワーズワースの世界”へようこそ

4月17日(金)のガーデンの様子

4月に入ってからは春霖の蓼科

昨日は久々に天気は良かったのですが、今日も朝から雨降り。

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ウィリアム・ワーズワースの詩 The Daffodils「水仙」より

I wandered lonely as a cloud
That floats on high o’er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host, of golden daffodils;
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze.

谷間をただよう雲のように
一人さまよい歩いていると
思いもかけずひと群れの
黄金に輝く水仙に出会った
湖のかたわら 木々の根元に
風に揺られて踊る花々
(壺齋散人訳)

これは、1802年に英国湖水地方をウィリアム・ワーズワースが妹と旅をした際に、群れになって咲くスイセンが風になびく風景の美しさに歓喜して1804年に誕生した詩の一説ですが、

まさに今のバラクラは、春の訪れを告げるスイセンが群れになって咲く様子を見ていると
ワーズワースも感動してくれる幻想的な風景になっているのでは…
とつい思ってしまいます。

今日のバラクラ、スイセンが咲く風景をご紹介します。

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スイセンといっても色々な種類があります。

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この他にもバラクラではたくさんの種類のスイセンのコレクションがご覧いただけます。

スイセン以外にも美しい色の花を咲かせる植物も

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ブルーやイエロー、ピンク カラフルなヒヤシンスも甘い香りを放ち始めました。

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クリスマスローズも、白だけでなくピンクや黄緑、薄紫、濃い紫の新品種など色が混じってさくと幻想的な雰囲気になります

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咲き始めはピンクでしたが、だんだんとプルーに変化をする「プルモナリア・ブルームーン」

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まだ蓼科は霜や雪の心配もあり、たくさんの種類の植物の植え込みができないのですが、ガーデナー達はここ数日、パンジーとビオラの植栽に大忙しの様子

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バラクラのナーセリー(ハウス)で冬の間、播種させたパンジー・ビオラを軽トラックで運んではせっせせっせと雨の降る中植え込んでいます。

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午後には雨も上がり、青空も少し見えてきました。

暖かい日差しとともにお客様も増え、思い思いの過ごし方をされていました。

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ベンチに座ってスイセンの風景をスケッチされてる紳士、その隣のベンチでは楽しそうに談笑されていたお二人のご婦人方、また奥を見ると夫婦仲良くスイセンを眺めている姿…

明日からは暫く晴れの天気が続く予報です。

“ワーズワースの世界”を感じにお出かけください。

バラクラ・マーケティング部  y.T