2022年 蓼科バラクラの収穫祭「寄植えの芸術展」 海外講師 特別賞の発表

◉寄植えの芸術展 IN 収穫祭2022

10月8日(土)▷24日(月)

恒例の寄植え作品展示。今回は「平和への想い」をテーマに、秋の寄植え97作品が所せましと並んでおります。
ガーデニングの本場、英国の園芸家にも非常に評価の高い作品展で、華やかな秋を感じていただけます。
今回は、3名の海外講師に特別賞を選定してもらいました。

✏️ 表彰式は、10月14日(金)10:30より 

受賞された皆様、おめででとうございます。
授賞式は10月14日(金)あさ10:30より行いますので、皆様10分前にケイ山田ガーデンスタジオ2階にお集まりください。


【Tamsin Westhorpe Award】
英国ガーデンメディアギルド チェアマン。チェルシーフラワーショー審査員。「The English Garden」元編集長。


生徒の皆さんへのメッセージです。今回もまた、皆さんの植栽の水準に圧倒されました。5人を選ぶのはとても難しいことでした。皆さんは素晴らしい技術と植物学者としての資質を備えています。私からのアドバイスは、鉢の幅と深さが十分であれば、高さを出すことを恐れないでほしいということです。直感に任せて、あなたのクリエイティブな才能を輝かせてください。あなたの作品を見ることができて光栄です。ありがとうございます、そしておめでとうございます。

No.21 市川はるみ インストラクター
鉢の中のロマンス 色の組み合わせはソフトで、しかも花を見失うことがありません。テクスチャー、葉の形、色のコントラストが素晴らしいです。この植物は容器のスタイルに完璧にマッチしており、バランスもよく、時代を超えた美しいディスプレイを提供しています。

 

No.33 牛山 由美子 マスター
美しく仕上がった作品です。ダリアの大胆な花とワレモコウの巧みな
使い方で、ダリアが主張しすぎて重くならないように、
ディスプレイの中にうまく組み込んでいます。
垂れ下がったヒューケラは花の色を引き立て、つる性のネックレスは
独創的です。
まさにゴージャスで優雅です。

 

No.38 いなみ 純子 マスター
観葉植物をミックスしたディスプレイが素敵です。
流木を使うことで、仕上げに必要な高さを出し、鉢とのバランスを
完璧にしています。
容器の色が、葉の濃い色を引き立てていて素晴らしいです。
絶妙です。

 

No.58 牛山 由美子 マスター
秋の色を完璧に表現したバランスの良い植栽で、選んだ鉢に
とてもマッチしています。
色、花のパワー、動きのコントラストが楽しめるので、
カントリーガーデンには理想的な鉢です。
さりげなく、でもセンセーショナルに。

 

No.91 井上 具子 マスター
すごい。
このディスプレイには勇気がある。
まるで豪華な劇場のセットにあるかのようです。
草の軽さが、花を秋の霧の中から出現させたかのように見せている。
ドラマチックで夢のような、パワフルなディスプレイです。

 


【Stephen Anderton Award】
英国を代表する園芸家。The TIMESコラムニスト。


No.21 市川はるみ インストラクター
根付きの植物で実現する、
まさにクラシックなイギリスの「切り花」スタイル。
植物に十分な根のスペースがあれば、
視覚的にも素晴らしい作品となります。
素晴らしい、繊細な爆発的な動き。

 

No.24 柳澤 三千子 マスター
池のような葉の美しさに驚かされます。
鉢の渦巻きのような動きは、広い葉を通り抜け、最高の勝利を
もたらす白い花へと続きます。
もしかしたらピンクの花は必要ないかもしれません。

 

No.37 土金 邦子 マスター
美しくシンプルで、効果的な植物の使い方と色彩の使い方。
それに、下方向への動きもあります。
上方向と同様に下方向への動きも重要です。
この寄植え一つで、家の装飾として役に立つものです。

 

No.63 新井 裕之 さん
多肉植物だけを使いチャレンジされています。
その組み合わせは成功し、そして新鮮な変化となっています。
花色を出すことに成功しています。
さらに鉢の色でその効果を高めています。
葉の種類も豊富で、上向きに伸びる横顔も素敵です。

 

No.97 市川はるみ インストラクター
力強い屋外アレンジメント。 力強い。素朴な 秋らしい植栽。
トラフから魅力的に押し出されています。
重厚な花々が背の高い木とバランスをとっています。
落ち着いた色合いが素敵です。

 


【Michael Perry Award】
英国園芸を牽引するリーダー20名に選ばれた若手園芸家。植物のトレンドに精通。


始める前に、コンテナひとつひとつが芸術作品であったということを申し上げたいと思います。
これらのディスプレイを作る技術のレベルは素晴らしく、この芸術性の中で、色、質感、構図を考えながら植物を扱っていることに謙虚な気持ちになりました。

No.10 岩崎 有美 さん
コンテナの素材や形を引き立てるような植物が選ばれた、クラシックな
コンテナです。
シルバーの大胆な色使いと、ホワイトとメタリックの輝きのバランスが
とれており、後方のソフトなピンクのサルビアを引き立てています。

 

No.21 市川はるみ インストラクター
わぁお、
これはミニチュアのイングリッシュ・カントリー・ガーデンですね。
バラやその他の典型的な英国の花々を使った豪華な構成で、癒され、
さらに華やかな香りがします。

 

No.25 牛山 由美子 マスター
この低いコンテナに高さを出し、
草原のような花々を配したのがいいですね。
黄色と白のカラーテーマは、気持ちを明るくしてくれます。

 

No.29 大畑 恒子 マスター
室内でも使える万能な容器で、
家に喜びを与えてくれるのは嬉しいことです。
手入れが簡単な植物がさまざまな質感と色でブレンドされており、
鉢はまさにステートメントピースです。

 

No.66 岩崎 有美 さん
この配色は本当に大好きです。黒赤白の組み合わせは素敵ですね。
スリラー、フィラー、スピラーのバランスが絶妙です。
この暗くて神秘的な容器の見事な使い方です。

 


⬇︎ 全ての賞・メダルについて、Facebookページに掲載していますので、ご覧ください。