今年のハーベストフェスティバルも大変多くの方々にご来園頂きまして非常に賑わいました。

フェスティバルが終わり、お庭に出てみると、ここ数日で周りの山々も含めガーデン内の樹木の紅葉がかなり進んでいました。ヤマボウシの実やローズヒップ、深まりゆく静かな秋を感じます。

そんなオータムガーデンの中で彩りを添えているのはダリアです。

今お庭の主役はなんといってもダリア。とにかくダリアがとてもきれいです。

秋の日差しに負けない赤、ピンク、白、黄色、さまざまな色と形のダリアがひしめき合いながら咲いています。(右上ダリア：レモンカード）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

          

 

  　　　
          

                                                                      
                                                         

 
　(ダリア[Dahlia Hybrid]和名は天竺牡丹「てんじくぼたん」キク科、メキシコ・グアテマラ原産で元々　　　暑い気候に適する為、標高の高いバラクラでは霜が降りる前に約４０００球の球根を堀り上げ保管します。
左上：ストロベリークリーム、
右上：ジャパニーズビショップ）

 

　また、ダリアと共にガーデンを彩っているのは薄紫と白のコルチカムです。別名をオータムクロッカスとも言い、まさにクロッカスのような形の花を咲かせていますが、花びらが薄くその色と形は幻想的な景色を作り出しています。

 

 

(コルチカム[Colchicum]別名：オータムクロッカス、イヌサフラン　クロッカスやサフランに似ていますが、両者はアヤメ科、コルチカムはユリ科）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                    

 

　　(今が開花時期のトリカブト[Acontium]キンポウゲ科は美しいブルーの花を咲かせ始めました。写真左上）（ピラカンサ[Pyracantha Coccinea]和名：トキワサンザシ、バラ科４月～５月頃白い花を咲かせ、秋美しい赤い果実が成る。）

 

問い合わせ頂くことの多いバラですが、バラクラの庭園内に植栽されているものは一期咲きの種類がほとんどで、四季咲きの種類はほとんどないため秋に咲くバラは非常に少ないです。

その中で数輪咲いているバラを見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

　

　(左上：ニュードーンNew Dawn、  右上：オーガスティン・ギノッソーAugustine Guinoisseau）

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(左上：ロイヤル・ウィリアムRoyal William, 右上オータム・ファイヤーAutumn Fire）

 

秋深まる蓼科高原へぜひお立ち寄りくださいませ。