オータムセミナー vol.3(マスターコース)
前回に引き続き、オータムセミナー、マスターコースの模様をご紹介いたします。
当日は午前中が講義、午後が実技、そして講評、修了式と流れて行くスケジュールでした。
では早速こちらから。
イングリッシュガーデンの骨格となる『 Tree & シュラブの魅力』の講義です。
高木と低木がいかに大事かということを、
トレーシー・ウィルソン女史はお庭のあり方を『人間』で例えて表現していました。
とてもわかりやすい説明でした。どんな内容か気になる方は
ぜひ来年のレクチャーにご参加下さい。
ただ、来年も同じ内容の講義にはならないと思います。
気になる方は直接ガーデンセンターまでお問い合わせ下さい。
続いての講義は、春の第22回バラクラフラワーショーでレクチャーしていた
『Britain in Bloom 』に続き、『Britain in Bloom Ⅱ 』と題したレクチャーが行われました。
このブリテンインブルームとは、英国で開かれている、町同士で植物、庭園などによる
コンペディション(競技会)のことを指します。
昨今、英国も日本同様、人のつながりが薄れてきているようで、
植物や庭園などでコミュニケーション、地域の活性化、社会貢献になるようにと
開催されているものです。
トレシー・ウィルソン女史はそこで審査員をボランティアでしており、
最新の英国のトレンドを紹介してくれました。
ちなみに、『町 vs 町』で規模も大きく、審査は想像以上に大変なんだそうです。
自分の仕事がある上で、そのようなボランティアにも参加される彼女は
本当に素晴らしく、尊敬できる人格者です。実際、すごく人柄がいいです。
また、実はケイ山田ガーデニングスクールの方々の中にも同じ様に、
植物を通じたボランティアに励んでいらっしゃる方、
これからアクションを起こそうとしている方がたくさんいます。
もちろんケイ山田もその1人で、地元だけではなく、
県外にも赴き、これまでも多くのボランティア活動に携わってきました。
今後もケイ山田ガーデニングスクールは植物を通じて社会貢献ができる存在でも
ありたいと思います。
さて、午前中は座学となり、昼食後、午後は体を動かした実技となりました。
まずはトレシー・ウィルソン女史のデモンストレーションから。
低木などを使った秋の寄植えビックコンテナをデモンストレーションしてくれました。
大きくなればなるほど寄植えも大変で、知識、技術が必要となります。
そして・・・・・、出来上がったのがこちら!!
写真でみても非常に素晴らしいのですが、現物は想像以上のものでした・・・。
素晴らしいデモンストレーションの後、
マスター、インストラクターの皆様、いよいよ寄植え実技に入りました。
限られた時間での寄植えですが、そこは経験、実力を兼ね備えてきた方々です。
蓼科バラクラのヘッドガーデナー、アンディも加わり寄植えのワンポイントアドバイス。
トレシー・ウィルソン女史も精力的に一人一人丁寧にアドバイスしてくれていました。
少し長くなってしまいましたので、続きは次回に。
全てではないのですが、
マスター、インストラクターの皆さんの力作と講評、修了式の模様は次回乞うご期待!!
ぜひ素晴らしい作品をご覧下さい。