遅咲きのチューリップやフジ、クレマチス・モンタナが見ごろに

昼は暖かく、朝夕はぐんと冷え込むこの頃。

花持ちが大変よく、遅咲きのチューリップがいまだに見頃です(写真上:レースガーデン、下:ローンガーデンの中のオーチャードガーデン)。

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ブルーベルの森と呼んでいるガーデンでは、黒チューリップが見ごろを迎えています。

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ようやくフジが咲き始めました。ブルーやホワイトのフジがパーゴラやアーチ、ドームや板塀に絡みつき、かんざしのような花穂を風になびかせる姿はなんともいえません(写真上:カフェのテラスにて、下:レースガーデンの一角)

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フジはプランツハンターの手によって海を渡り、今では英国庭園に欠かせない植物になっています。

 

自身のブランドのイメージ撮影で走り回るケイ山田に声をかけ、春の庭を背景に撮りました。

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さらに歩いていると、ガーデンセンターへと続くアプローチで、エントランスアーチのつるバラ「キフツゲート」を剪定しているアンディさん(バラクラで16年にわたり庭を守り続けるヘッドガーデナー)を見かけました。

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「ケイ山田のものづくりの感性と、文化を創造し続けていきたいという情熱、そしてガーデナーたちの日々の努力や庭への愛情がひとつになって、この庭を素晴らしいものへと育て上げているんだなあ」という実感がわきました。

 

あと3~4週間すると、バラの見ごろを迎えていきます。見ごろといっても一斉にそろって咲くわけではなく、6月中下旬から7月中旬まで、約1か月にわたって咲いていきます。

実は今日、もっとも早咲きと言われる「カナリーバード」が開花しました!

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清楚なバラで、現代バラのような派手さはありませんが、とてもうつくしく、まさしくカナリアのようですよね。

庭では、クレマチス・モンタナも見ごろを迎えています。2週間前後は咲き続けると思います。

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バラの見ごろも楽しみですが、それ以外の季節も十分に楽しめるように、ケイ山田が植栽プランを毎年練り直し、ガーデナーが日々手入れをしております。これからはアリウムやクレマチス、ブルーベルやラバーナム(キングサリ)なども順次開花していきます。

蓼科バラクラの庭で、日常とは異なる風景や時間の流れをゆったりとお楽しみください。

(広報 山本 達)