香しいオールドローズのガーデン 6月24日
6/24現在の見ごろのオールドローズをご紹介します
2014年6月24日(火) 晴れ
今一番の見ごろはテラスの石壁を覆う「ランブリング・レクター(RAMBLING RECTOR)」です。 ここ2~3日がベスト。
テラスの下の大きな鯉が泳いでいる池側からもぜひご覧ください。
池壁の上を這わせて毎年どんどん枝が伸びてきて見事なボリューム感と存在感があります。
こんもりとガゼボ(東屋)の屋根を覆うバラは「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク(PAUL’S HIMALAYAN MUSK)」
ガーデン散策の後半にガゼボがあります。
少し疲れたら、椅子に座ってお休みください。
ムスク系の甘い香りが感じられることでしょう。
ローズトンネルの「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク(PAUL’S HIMALAYAN MUSK)」は全体の5~6部咲き。
ローズトンネルの中はバラで日陰ができて、とても気持ちが良いです。
ゴールデンアカシアの木のあるパティオ広場の壁を這う「コンスタンス・スプライ(CONSTANCE SPRY)」
アルバーティン(ALBERTINE)
「ロサ・カリフォルニカ・プレナ(ROSA CALIFORNICA PLENA)」
白地にピンクの斑が入る「バリエガータ・デ・ボローニャ(VARIEGATA DI BOLOGNA)」とその逆に濃いピンク地に白の斑が入る「ミセス・ヤマダ(MRS. YAMADA)」
「ミセス・ヤマダ」はオールドローズの権威「ピーター・ビールズ」氏(故)がバラクラを訪れた際に偶然発見した新品種
ジスレーヌ・ドゥ・フェリンド(GHISLAINE DE FELIGONDE)」
レースガーデンの「ランブリング・レクター(RAMBLING RECTOR)」は咲き始めで、全体の1~2割の咲き具合です。
この他にも紹介しきれない程の種類のオールドローズが見ごろとなっています。
最後に、バラクラの玄関口の「キフツゲート(KIFTSGATE)」は今朝10輪ぐらい咲き始めました。
7月上旬が見ごろです。
オールドローズのガーデン散策に必携の書籍
『ケイ山田のオールドローズあふれる庭づくり』
集英社刊 2014年3月発刊 ¥2,000円+税
園内のショップでも販売しております。
バラクラに咲くオールドーローズを網羅しています。
バラの名前や系列、作出年、特徴を紹介、植え方、育て方や手入れ、剪定の仕方なども解説しているオールドローズの魅力満載の本です。
ガーデンでご覧いただけるバラには一部名前の札を付けておりますが、お庭の景観を壊さないように(写真を構えた時に邪魔にならないように)すべてには付けておりません。
ぜひ、カメラに写真を収めて家に帰って書籍や図鑑で調べていただくのもバラを楽しむひとつではないかと思います。
バラクラ・マーケティング部 y.T.