7月26日のガーデン
ヘメロカリスの開花が始まっています。
デイリリーの別名があるとおり一日でしぼんでしまう花ですが、つぼみが沢山つくので比較的長期間楽しめます。
「ヘメロ」はギリシア語で1日を意味するそうです。
宿根フロックスもボーダーガーデンを彩ります。カラフルで華やか。この花にはよくアゲハチョウがとまっています。
オイランソウの名前で記憶されている方も多いかもしれません。
ハイドランジア・アナベルも順調に開花が進んでいます。やはりこのお花が咲く光景は涼感があって爽やかに感じます。
夏に色鮮やかな花を咲かせるのはクロコスミア。
丈夫で手がかからずよく花がついて繁殖力もあるので、一般にもよく親しまれているお花かと思います。
珍しいかどうかというより、こうしたお花も多様な植栽のなかに組み込まれていることで、ガーデンの奥行きが出ているように感じます。
こちらは低木のトチノキ アエスクルス・パルビフローラ。今ちょうど花をつけています。
舌をかみそうな名前ですが、英名はbottlebrush buckeye、ボトルブラシのセイヨウトチノキ。このお花の形から名前がきているそうで、こうして咲いているのを見ると名前の由来がよくわかります。
ガーデンの右奥、ブルーガーデン近くでご覧いただけます。
ダリアの開花数も少しずつ増えてきました。
ガーデン右側の丸池では今の時期睡蓮が咲いています。
ちなみにこの池の左側にはブルーベリーの木があって今実をつけていますので、ご来園の際にはぜひご覧ください。
今日は日中も25℃ほどで、ときおり風も吹き抜けてとても過ごしやすい日でした。
夏休みのひととき、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
葉色が美しい黄金アカシアが皆様をお迎え致します。