リフレッシュしたエスター・リーレイ 。 素敵な歌声が聴けるのもあと数日です。
普段とは違う眺めの蓼科山
そう、ここは白樺湖から車山に向かうビーナスライン(観光道路)から眺めた蓼科山と白樺湖
7月4日から素敵な歌声を皆さまに披露しているエスター・リーレイさん
今日7月15日は公演が休みということで、ケイ山田とバラクラ代表の山田裕人とでエスターさんを
「近隣の観光施設に案内しよう」ということで、車山~霧ヶ峰へドライブに。
車山あたりは「ニッコウキスゲ」が見ごろと聞き、さらに車を走らせると…
「ニッコウキスゲ」の大群が。
皆さまご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、
ケイ山田はこの車山~霧ヶ峰のあたりの「ニッコウキスゲ」の咲く風景には強い思いがあります。
2002年5月 英国で開催される世界最大の園芸ショー「チェルシー・フラワーショー」のショーガーデン部門に出場し、光栄なことに「準金賞」という素晴らしい賞を頂戴した時のテーマが、”神様がくださった庭 Reflection on a Tateshina Meadow” というこの景色。
英国そして世界中の方に、「日本(蓼科高原)にはこんなに素晴らしい自然がある。 そしてこの自然環境を大事にしていかなけれはせならない。」というメッセージのガーデンをつくりご評価をいただきました。
以前は、一面見渡す限り黄色の「ニッコウキスゲ」が咲いているのが “風景” として眺められたのが、ごく一部の保護されたエリアだけ咲いていて、その他一帯は花1輪も咲いていない事実に驚きました。
「数年前はここ(この写真の場所)すぺてニッコウキスゲで埋め尽くされていたのに!」と。
この「ニッコウキスゲ」が群生している 『車山肩』 というエリアで60年もの間、山小屋を開いていらっしゃる「ころぼっくる ひゅって」さんにお邪魔しました。
ケイ山田とも永くお付き合いをさせていただいている「ころぼっくる ひゅって」のオーナーの手塚さん。(写真左) 手塚さんのお父さんは永年この霧ヶ峰の自然を愛し、魅力を発信し続け、守ってきた山男でしたが、その跡を継いだ息子さんも熱い方で、この「ニッコウキスゲ」の危機的状況の改善に熱心に活動をされています。
「天敵のいないシカ達は温暖化も手伝って増え続け、花や木々を食べつくしていった。 今では人間でどうこうしようとしても止める術はない。 できるだけ早く、元の生態系に戻さなくてはならない。 そのためには生態系の頂点である “オオカミ” を日本に戻すことが必要。 ”オオカミ” を正しく理解し、呼び戻さなくてはならない。」と提唱しています。
バラクラのガーデンを運営していく中でも「生態系」の重要性を感じている山田ファミリーも手塚さんの考えに関心をもって聞いていました。
「ころぼっくる ひゅって」さんのミルクは絶品です。 特にケイ山田はラム酒が入った「ラムミルク」がお気に入りです。 フレッシュなミルクと空気を堪能した後は、諏訪に降りていきました。
日本文化に興味をもっているエスターさんを連れて 「真澄」さんへ。
お酒だけでなくオシャレな和のものや地元の名産も取り揃えていて、
外国から来客があると必ずお連れし、皆が喜ぶ老舗の酒蔵です。
短い時間のドライブでしたが、エスターさんもリフレッシュしてくれたことと思います。
日本の素晴らしい自然と文化を知っていただいたことで、きっとまた新しい日本の曲を歌いたい気分になってくれたのではと期待しています。
スコットランドの歌姫 エスター・リーレイさんのガーデンコンサートは、
7月20日(月)までとなりました。
スコットランド民謡、オペラ、ミュージカル、クラシック、日本の歌まで、幅広いジャンルで披露していただいています。
11:0
0~、 13:30~、 16:00~
約20分程度 (4~5曲) のミニコンサートですが、散策の合い間のひと時、癒される歌声をどうぞお楽しみください。
バラクラ・マーケティング部 y.T