【エリザベス女王とのエピソード】日テレ「世界一受けたい授業」で放送された、ケイ山田とエリザベス女王の思い出
女王と微笑みながら談笑している緑の洋服を着た女性。バラクライングリッシュガーデンオーナーで、英国園芸研究家のケイ山田です。
2009年・5月に英国で行われた『チェルシーフラワーショー』にケイ山田がショーガーデン部門に出展した際の写真です。
今秋、9月8日に、世界中の人々に愛されながら帰らぬ人となったエリザベス女王。
バラクラオーナーで英国園芸研究家のケイ山田は、エリザベス女王と、2度拝謁する機会がございました。
一般の日本人で2度もお会いしているのは非常に珍しい事のようです。
1度目は2001年、バッキンガム宮殿で行われた女王のバースデーパーティにお招きをうけた時。
2度目が2009年、英国で恒例となっている、世界一の園芸イベント『チェルシーフラワーショー』に3度目の出場をした時。
2001年は、日本でいうところの園遊会のようなスタイルで、日本人はケイ山田の一組だけだったようです。お声をかけることはできず(周りには、米国ボーイング社の社長さんなどが参列)その姿はオーラを纏っているように感じたそうです。
ケイ山田はその後、2002年、2003年に英国のチェルシーフラワーショーに出場。そして3度目の出場だった2009年。王立園芸協会(RHS)よりお知らせがあり、ケイ山田がつくったショーガーデンにおいでくださいました。
「日英の友好をテーマにしました」と、お声がけしようとしたものの、緊張でうまく言葉が出てこなかったケイ山田。
「私は英語が話せなくて申し訳ございません」と申し上げたところ、「私は日本語が話せないの。ごめんなさい」と女王がおっしゃられたそうです。
少しのやりとりの中にも、女王の優しさや温かさを感じ、非常に感激したそうです。
また、エリザベス女王は、英国の王立園芸協会(RHS)で総裁を務めており、大変に植物がお好きだったそうで、バッキンガム宮殿内の一角にある庭園の”メドウ(草原)”呼ばれるエリアに、何の植物を植えたら素敵かしら?と、ご思案されていたそうです。
英国式庭園に造詣が深かったエリザベス女王。
バラクラは日本で初めての本格的英国式庭園として、蓼科に誕生して32年になりますが、これからも英国園芸をつうじて、英国文化や、植物の素晴らしさを発信していきたいと思います。
最後に、エリザベス女王のご逝去に際し、謹んで哀悼の意を捧げます。
マーケティング部 H
以下、2022年9月19日に、長野放送(NBS)の夕方のニュースで取り上げていただいたものが、ヤフーニュースに掲載されています。よろしければ、こちらの記事もご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/24c46906c1b612c4296b2df3fd70a1969f2fbdfe