英国王立園芸協会(RHS)5年連続 パートナーガーデン認定

5年連続 パートナーガーデン認定

2020年1月1日、アジアで初の英国王立園芸協会(RHS)パートナーガーデン認定から、今年で5年連続認定されました。アジアで唯一のパートナーガーデンです。

英国王立園芸協会は、英国国王を総裁として2世紀を越す伝統ある園芸の組織です。
会員数は世界で約40万人。チェルシーフラワーショーなどを主催し、ウイズレーに中核のガーデンがあります。
英国王立園芸協会の厳しい基準を満たしたガーデンのみ、パートナーガーデンと認定され、英国を中心に200を超えるガーデンが認定を受けています。

認定要因

①ケイ山田のチェルシーフラワーショーを通しての活躍
②30年にわたるバラクラの英国園芸への普及貢献
③故ジョン・ブルックス氏をはじめとし、多くの英国のグレートガーデナーの協力を得ていること
書類審査や面談を通じ審査が行われた中、上記3項目の事由が決め手となり、名誉あるパートナーガーデンとして認定されました。

認定の発表

2020年1月1日より、英国王立園芸協会のホームページで発表され、1866年より発行されている機関誌「THE GARDEN」でもバラクラの記事が紹介されました。

加入への祝辞

以下は、2020年、王立園芸協会より寄せられた加入への祝辞です。

The RHS is delighted to welcome Barakura English Garden in Japan into its Partner Gardens scheme in 2020.
We congratulate Barakura on its 30th anniversary and look forward to a long and happy relationship.
With the high interest in Japan following the Rugby World Cup, we hope our members will enjoy visiting this,the first English-style garden to be built in Japan. Helen Feary, RHS Partner Gardens Manager

RHS は、2020年に日本のバラクライングリッシュガーデンをパートナーガーデンスキームに歓迎いたします。
バラクラの30 周年を祝福し、王立園芸協会との今後の長く良好な関係を楽しみにしています。
ラグビーワールドカップに続いて日本に高い関心を寄せており、王立園芸協会員が日本で最初に建てられた英国式庭園であるこの庭園を楽しんでいただけるよう願っています。
Helen Feary、RHS パートナーガーデンマネージャー

2024年のバラクラフラワーショーでは、上記のRHSマネージャーであるヘレンさんにバラクラにお越しいただくことが決定しました。

 

皆様へ

1990年に誕生しました弊社は、2020年に記念すべき30周年を迎えることができました。これもひとえに皆様方のおかげでございます。心より感謝申し上げます。

日本におけるイングリッシュガーデンの先駆者として、ガーデンデザインを通して心地よい癒しと安らぎの空間を創出し続けております。オールドローズや黄金アカシア等の当時はまだ珍しかった植物、テラコッタやハンギングバスケットなどの園芸資材、さらにはスコーンやフィッシュ&チップス等の料理を日本に紹介し、ガーデニングと英国のライフスタイルの普及に努めて参りました。

私は、チェルシーフラワーショーに単独3度出場し、ガーデニングを通じた日英文化交流での貢献が評価され、2014年には日英協会賞を受賞しました。また、2020年にはアジア大洋州初の英国王立園芸協会(RHS)パートナーガーデンへの認定を受けるに至りました。大変名誉なことと感謝しております。これからも英国園芸文化の普及に尽力して参りたいと思います。

これらの活動により、バラクラは英国でも評価認定される庭園となってまいりました。これからも国内だけでなく、英国をはじめ多くの海外の方々に蓼科においで頂けるきっかけになればと願っております。