クロッカスやスノーフレークなど これから1~2週間が見頃です 

蓼科にもようやく春がやってまいりました。ガーデンでは、春の見どころの一つと言える、クロッカスが群れ咲く様子がご覧いただけます。

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近くに寄ると、甘い蜜を求めて、ミツバチたちが一生懸命飛び回っていることに気が付きます。

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また、ブルーベルの森に近い、桑の大木の下に500株は優に超えるスノーフレークも十分に開花し始めました。

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オランジェリーの南側の一角では、スノードロップにかわって、チオノドクサやシラーが咲き始めました。

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カフェテラスやバラのパーゴラには、ガーデナーが丹精込めて植えこんだハンギングボールが飾られ、庭に華やぎと軽快なリズムを与えてくれています。

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ケイ山田が蓼科バラクラに植栽している植物の中から、ご家庭の小さな庭やベランダの寄せ植えなどにおすすめしたい品種445を紹介する「花図鑑」がこの3月より全国の書店にて好評発売中です。ぜひお求めいただき、蓼科バラクラの散策に、また皆様のお庭づくりにお役立てください。

今日は朝から天気もよく、早くからたくさんの方がお庭の散策やお買いもの、お食事を楽しんでいらっしゃいます。とりわけご家族連れの方が多く、カフェテラスで食事やお茶などを召し上がりながら、みなさんゆったりとした時間を過ごされているようです。

庭の池の鯉も元気いっぱいで訪れる人の目を楽しませてくれます。庭園の基本設計を担当して頂いた、ガーデンデザイン界の巨匠 ジョン・ブルックス氏が2年前に来園し記念セミナーをしていただいたときこうおっしゃいました。「庭園デザインにとって、池の鯉も大変重要です。まずはガーデンに色彩をプラスできる。そして何よりも動きがある。鯉は動く色彩の塊であり、群れて方々に向かって動くその様は無限で、絵画のように見ていて楽しい。」

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鯉の色は、庭を開園した時、ケイ山田が「金、プラチナ(銀)、赤」の3色を選びました。交配したり、補充したりして、今では違う色の鯉もいます。ぜひ散策の際は、池の鯉も見てください。

最後になりますが、庭では、スイセンが開花し始めました。暖かい天気が続けば一気に花芽が成長し、18日から始まる「スプリングフラワーショー」で、日々開花が進み、見ごろを迎えていくと思います。改めて開花の様子をお伝えしたいと思います。

(広報 山本 達)