暖かい日差しが溶かした雪が白く花開きました。
今年の雪は昨年より多めで、なかなか雪の中で動く春の気配を見つけることが困難でしたが、ガーデナー総出の雪かきや、急に暖かくなった日差しのおかげで、昨年の11月の皆さんの植えた宝物を見つけることができました。
白く小さな雪が解けた水滴が、そのまま形を残して咲いたかのようなスノードロップ。
その周りで、スノードロップを守るかのように首をもたげて咲くクリスマスローズ。
小さく可憐な息吹が、蓼科の、そしてこれからの春ガーデン開きをより楽しく心待ちにしているように感じます。
この子たちもきっと皆さんと再会できる日が楽しみでならないのでしょうね。
そして、まだ花芽を持っていなくとも、チューリップの力強さを見つけました。
これから、ますます雪が解け、もっともっと皆さんの植えた球根の芽吹きが見られるでしょう。
オランジェリーの近くにはこんな春も来ていました。
カエデの芽が大きく膨らんでいます。
青く抜けるような空に赤く浮かぶような目がみてとれます。
お庭に入ってすぐのバラにも新芽の形状が葉に見えるまで形が変わってきています。
この雪の中どんなに頑張っていたのか、植物たちは強くたくましいですね。
これから日に日にかわっていくお庭と暖かくなる日差しを、ここで体感しに、いらしてください。
そして一緒にこれから増える春を見つけましょう。
ガーデンセンター 中山