6月24日のガーデン
朝から快晴の蓼科高原。クラシックローズウィークスに入り、ますますバラの花の勢いも
増してきたように感じる、今日この頃です。
さて、本日の注目のバラは、【ランブリング・レクター】です。
レースガーデンと名付けた白い花だけを集めたエリアの中心にこの
【ランブリング・レクター】のドームがあります。直径わずか3センチほどの
小さなバラ。シェイクスピアの作品にも登場するほど古くからある品種です。
一つ一つの花弁は小さいですが、房となり、幾重にも重なることで、大きな景色を生み出します。
ドームの中に立つと、野バラのようなさわやかな香りがします。
また、そのほかのバラも元気いっぱいです。
ふんわりと咲くピンクのバラ、【アルバーティン】
つるバラの【ブラッシュ・ランブラー】上へと這い上がるランブラーローズの代表品種のひとつ。
【ロズレー・ドゥ・ライ】生垣にも最適です。
淡いピンク色に染まる、バラのトンネルに咲くオールドローズ。
濃い紫色の花びらは、高貴なイメージ。
香りも素晴らしい【サー・ポール・スミス】
レストラン ジャルディーノの壁に、小ぶりのバラ【バイオレット】が咲いています。
純白で気品のあるバラ【マダム・ハーディー】
中央の黄色い雄しべもかわいらしい【セレスティアル】
クラシックローズウィークスの開幕週ですが、ガーデンは、今、まさしくオールドローズの競演といえるのではないでしょうか。
本日いらしたお客様に、「バラの香りに癒された」「ベンチに座っているだけで気持ちよかった」といったご感想をいただきました。
バラがお好きな人も、あまり興味ないよーという方も、ぜひいらしてください。
せわしい日常から、バラの咲き誇る非日常へ。
バラクラで、ゆっくりとバラの香りに浸り、リラックスしてみてはいかがでしょうか。
バラクラフロント H