フリチラリアの饗宴 4月のみどころ
暖かくなり、昨年秋に植えた球根花が一斉に開花を始める中、下方を見つめるように、控えめに咲く花、フリチラリア。
今年のガーデンは、多くの種類のフリチラリアが開花してきました。
中でも、薄いグリーンの花弁が爽やかな、【フリチラリア ラデアーナ】(上記写真)は多くの花が咲き、見ごろをむかえました。
他のフリチラリアはどうでしょうか・・・。
【フリチラリア セワーゾウアイ】昨年、世界的に発表されたばかりの新品種で、国内で見られるのは非常に珍しく貴重なものです。
【フリチラリア ミハイロフスキー】花弁が黄土色と、赤紫色のツートンカラー。
バラクラのシンボルフラワー、赤紫色の【フリチラリア メレアグリス】。
花びらがモザイク模様になるのが特徴で、フリチラリアの女王ともいわれています。
まだつぼみですが、こちらも週末ころから見ごろを迎えそうです。
他にもオレンジの大きなフリチラリア、インペリアリスも多くつぼみが付いてきました。
お花とお花の組合せを楽しむのが、イングリッシュガーデンの醍醐味です。が、春のお花は小さいながら、ひとつひとつをクローズアップしてみると、色の艶やかさ、形状など非常に多彩で興味深く、楽しむことができます。
これからの開花が楽しみな春のガーデン。今しか見られないお花を探してみてください。
バラクラフロント H