ガゼボのポールズ・ヒマラヤン・ムスクが見ごろです!
今日は一日暖かい天気に恵まれました。おかげさまでガゼボやオベリスク、アーチやトンネルなどに絡ませたバラたちが一気に開花を進めております。
今日は、富嶽百景ならぬ「ガゼボ四景」をお見せいたします。見る角度によって同じガゼボでも景色の見え方がかなり変化することがおわかり頂けると思います。
これからお越しの皆様、ぜひガゼボに来たら、この見事なバラの株数を数えてみてください。園内のバラを株数で聞かれたときに、私たちがあまり熱心にお答えできない理由がおわかり頂けると思います。バラで大切なのは、株数ではなく、どれだけの面積やボリューム感を演出できるかということです。
ちなみにカフェテラスに隣接する池の「ランブリング・レクター」は、なんとたった一株です。覆っている面積は、ざっくり見て40平米近くはあると思います。パーゴラにからむフジの木の上のほうにも花が咲いています。
(カフェテラスから見た景色)
(池側から見た景色)
トンネルの「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」も確か3~4株ですが、覆っている面積は目に入るトンネルの表裏を合わせると、おそらく100平米近くはあることでしょう。
(世界を代表するテラコッタアーティスト、ジム・キーリング氏と通訳の白井さんが散策中)
(ハーブガーデンからの眺め)
今日、最後に紹介するのは、バラクラで生まれた「ミセス・ヤマダ」と、親株「ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ」が一対で絡んでいるオベリスクの今日の様子です。赤い地に白の模様が入っている、大変見事な咲き姿を見せているのが、ミセス・ヤマダです。
明日からは「クラシックローズ・ウィークス」が始まります。スコットランドからは、おなじみのオペラ歌手、エスター・リーレイさんがコンサートを行います。バラで華やぐイングリッシュガーデンで、エスターさんの魅惑の歌声をお楽しみください。くわしくはこちらをご覧ください。
皆さまのご来園を心よりお待ち申し上げます。
(広報・スクール事務局 山本達)