バラのトンネルのポールズヒマラヤンムスクも一気に開花し始めました
ポールズ・ヒマラヤン・ムスクが日ごとに驚く勢いで開花し始めています。ガゼボの咲き具合も4分咲きぐらいまで来ています。レースガーデンを抜けて、煉瓦の階段を降りると次のような景色が拡がります。
レースガーデンから眺めると少し違った感じに見えます。
同じポールズ・ヒマラヤン・ムスクがおおう「バラのトンネル」もようやく開花が始まりました。昨日までは数輪だったのが、一日で一分咲きになりました。明日には2分~3分咲きになることでしょう。
オランジェリーの手前にある小道から見下ろすと、上の写真のような2つの眺望が楽しめます。
ハーブガーデンのストロベリーポットのあたりからトンネルにつながるアーチをの眺めると、フォーカルポイント(目が行くところ)としてポットが置かれていることがわかります。
レースガーデンから左に入ったところにある「グラベル・ガーデン」の奥には白い木製のトレリスが一面を覆っていますが、そのトレリスに誘引されているのが、かの有名なファッションデザイナーにささげられた「サー・ポール・スミス」。
香りもとてもよく、ポール・スミスのショップで販売されている香水には、このバラから抽出されたエキスが使われているそうです。少しアップで紹介します。
ハーブガーデン周辺の景色も一段と美しさを増してきました。手前のバラは「ランブリング・レクター」。
苔むしたレンガの壁の上へとはいあがっているのは強健で咲き姿が優美なつるバラ「アルバーティン」。ケイ山田のプライベートガーデンにも植えられています。ハーブガーデンのキーカラーのひとつであるブルーが、ピンクを引き立てていることに気づかされます。
振り返ると次のような景色が楽しめます。カフェでお友達やご家族とゆったりお茶やお菓子を楽しんでいる姿が印象的です。
庭園の入り口にある、ケイ山田の「バラ色の暮し」の本店ブティックの出窓も、ニュードーンが咲き始め、にぎやかになってきました。
ブティックの南側には、ケイ山田がガーデナーと一緒に植えこんだ、大きな寄せ植えがずらりと並び、元気を与えてくれます。大鉢や象のコンテナは、ケイ山田が20年ほど前に英国で出逢い、日本に本格的に紹介してきた世界を代表するハンドメイドテラコッタのウィッチフォードポタリーによるもの。
代表で世界的に知られるアーティストで、植物の専門家でもあるジム・キーリング氏は明日までガーデンにいらっしゃいます。随時サイン会を行うほか、寄せ植えの指導もしていただけます。
皆様のご来園を心からお待ち申し上げます。
(広報・スクール事務局 山本 達)