バラクラで誕生したバラ「ミセス・ヤマダ」が開花しました
昨日ご紹介した「ミセス・ヤマダ」が今日開花しました。
カフェのテラスにある2つのオベリスクのうちのひとつに、親株の「ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ」と対になって植えられています(右下に咲いているのがミセス・ヤマダ。左は隣のウィリアム・ロブ)。
その反対に設置されているオベリスクには、かの有名なナポレオンとジョセフィーヌがペアで植えられています(勢いがいいのが「エンペレス・ジョセフィーヌ」。若干、樹勢がおとなしいのが「シャポー・ドゥ・ナポレオン(ナポレオンの帽子)」)。ケイ山田の口癖が面白く、「なぜかナポレオンが元気ないのよねぇ」とのこと。胃を手で押さえたナポレオンの姿がめに浮かぶようです。
寄ってみてつぼみの形状を見ると「帽子」という名の由来がわかっていただけると思います。
後ろにある「ランブリング・レクター」もさらに開花が進んでいます。
男性の険しい表情が印象的なオーナメントとの相性もよく素敵です。
このランブリングレクターは、実は煉瓦の壁の裏側の下に植えられた一株から10数メートルも伸びているのです。池側の景色もぜひご覧ください。
ガゼボのつるバラ「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」も3分咲きぐらいになってきました!
ケイ山田が暮らすプライベートハウスの玄関も「アルケミスト(錬金術師)」が加わり、いよいよにぎやかになってきました。
「コンスタンス・スプライ」もますます好調です。日当たりがあまり良くない北壁でも、こんなに素敵な見せ方ができるんですね。
最後はおなじみのエントランス脇の景色ですが、あらたに紫のクレマチスが加わり、ハーモニーに深みが出てきました。
フラワーショーも残すところ、あと2日となりました。ケイ山田、ジム・キーリング氏、トレーシー・ウィルソン女史によるトークショーや、寄せ植えの実演に、寄せ植え体験講座が人気です。
お庭の散策に加えて、長く楽しめる素敵な一鉢を豪華な講師陣の個別指導のもとつくってみませんか。
皆様のご来園をスタッフ・講師・出展者一同、心よりお待ち申し上げます。
(広報・スクール事務局 山本 達)